2010.11.20
厚生労働省がとんでもない「介護保険制度見直しに関する意見(素案)」を出してきた。
「このままでは介護保険料は5200円になる」と脅しつけ、さらに「ペイ・アズ・ユー・ゴー原則」で、国費からはもうこれ以上びた一文出しませんよ、と切って捨てた上に、利用者負担増を押しつける。
最低・最悪の「見直し意見(素案)」である。
しかも、これまでの社会保障審議会介護保険部会で、誰一人賛成意見を述べず、反対意見ばかりであった「ケアプランの有料化」についてまで厚かましく盛り込んである。11月19日の社会保障審議会介護保険部会で厚生労働省が提出した「制度見直し事項の財政影響試算」 に厚労省役人の姑息かつけちけち根性がもろに表れている。