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P 7130 「人材の育成・活用に関する研究会」

HP

*財務総合政策研究所

(4) 質疑応答, 自由討論

・ 如何に成果を出せるか、強い生徒をつくれるか、国際社会で生き抜ける子供を育てることができるかという視点が重要。

・ 知的好奇心あるいは向上心が低下しているのではないか。このためには、多様な価値観の中で流動的に緊張感を持った競争をもたらすことが重要。

・ 答えのないことを悩む教育、流動化する社会で対応できる教育も重要。ボランティア活動を奨励する、あるいは団体戦のスポーツとか芸術に必ず参加させるというようなことも重要である。

・ 多様な才能が必要な時代には、多様な人材を育てるという姿勢を持たなければならない。

・ 退職した世代、団塊の世代には、多様な能力を持ち、社会的に貢献をしたいという人が非常に多い。そうした人達をもっと活用できないか。スキルのみではなく、人生経験を含めた活用の機会の構築が重要である。方向性としては、学校でも退職世代等を積極的に活用すべき。その際、授業だけでなく生活指導、部活動や他の校務も行えるようにするとよい。部活動は、教員が常時付かなくとも地域の指導者が付いていればできるようにできないかと感じている。

・ 学校教育の段階で、起業家人材の育成も重要である。

・ 大学においては、教員が研究の他に教育、行政も行う必要があることから教員の負担が大きくなっている。研究に集中できるよう、例えば、欧米のような機能別分化を進めることも一案である。

・ 家庭環境や親の意識等が教育に及ぼす影響は非常に大きい。

・ 大学4年生、修士課程2年目は人材育成の最後の仕上げの時期であるが、就職活動や内定後のセミナー出席等により、育成が困難な状況となっている。企業の採用システムを見直すことも重要と考える。
by jpflege | 2010-10-30 03:42 | 029 Social P.
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