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韓国は2008年下半期から老人長期療養保険制度(日本の介護保険制度に当たるが、これから療養保険と表記する)を第5番目の社会保険として実施しており、導入後1年が経った時点で主な施行結果、あるいは成果が発表された。制度の導入直前までは給付対象者の割合や療養サービス単価(日本の介護報酬に当たる)などを中心として保健福祉分野の専門家や療養施設長から多くの議論がなされたが、政府の調査結果によると、利用者や家族からのサービスに対する満足度は高い。現時点では少なくない課題がまだ残っているが、全般的な制度の枠組みや運営に対しては一端成功だと言われているようである。