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P 4807 政治学の「米国化」(菅原琢)

Asahi.2010.05.06

《冒頭部分》

自らがかかわる組織内部の病巣を実名で公に指摘することほど、勇気のいることはないだろう。しかも告発調でなく、冷静な筆致で。

 北田暁大氏責任編集の「思想地図」5号に寄せられた「『アメリカ化』する日本の政治学」は、若手政治学者による学会批判である。筆者は東大先端研特任准教授の菅原琢さん。1976年生まれ、『世論の曲解』(光文社新書)などで注目された計量政治学の新鋭だ。

 「アメリカ化」とは、近年、政治学の若手のあいだで計量分析あるいは仮説検証型の研究が普及し、業績主義が進んだ現象を指す。これは、理念に傾きがちだとの指摘もあった日本の政治学を、一見、「科学」的にし、よいこと尽くしのようにみえる。が、現実は「もっと複雑」と菅原さんは書く。

*一読、大学の内部の老人支配を指摘していて興味ある研究者紹介である。
しかし、東京にある大手新聞社が、さも日本社会を断罪するかがごとき不遜な視点には滑稽さも残るように思いました。この手の議論は相手の問題点をあげるばかりで生産的でないが、これまで勤務してきた5つの私立大学においてもここで指摘されている権力支配の構図はおおいがたかったので、念のためリンクしておきます。
私は、さまざまな体験からいわゆる三大紙は読まない。又、その必要性もないと考えているが、本記事の存在は鹿児島の友人から教わった。(なんと、鹿児島版では、5月7日付となる!)

**この記事や、ここで紹介されている菅原氏をめぐっては、ウエブ上、とくにtwittwerなどでも多くの意見があることを知った。
しかし、私の考えでは、この資料編に採録すべきものは無いと思いますね。所詮インテリの「コップに中の嵐である」(渇!)

社会科学者の時評 2010.05.09 は、この朝日論評をヒントに自らの体験を語る。
by jpflege | 2010-05-15 02:31 | 302 Uni+
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