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P 3785 質問の作法

学会や研究会での質問は重要な要素です。

しかし、
その質疑の時間のルールというか、作法はまだまだですね。

ふつう、社会福祉系の学会では、
発表15分 質問5分
あるいは発表20分 質問5分
が多い。

医学系統では、
発表5分 質疑1分
というのが多いようです。

・時間を守る
長々と話す人がいる。
東大のある先生の時間では、質疑は30秒以内でする
というのがありましたが・・

・質問は1つ
幾つか質問を列挙する人がいるが
原則は1つですね。
でないと、聴く方はどの質問だったかわかりにくい。

・質問は発表に即して
発表者の内容とは関係ないことを
「ところで」「貴方の意見を」
と質問する人がいます。
これも困りますね。

・司会者が最初にこれらの点を念を押すことも必要ですね。

・こういう細かなことを言ってるのは
「質問は公共のもの」で「質問が活発なのが良い」
という前提です。

結局、1人や2人のわがままな聴衆がいて
発表会の実りが乏しい
ということも多いですね。

・発表者が
適切な配布資料
パワーポイントの活用
など
工夫すべきことは当然ですが・・今日は、「質問の作法」という点から書きました。

*シンポジウムなどは盛りだくさんでおおむね時間切れが多いのですが
この点は改めて。
by jpflege | 2010-02-19 09:55 | 001 method
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