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P 0350 実践と研究

P 0308 のコメントで、
どりーむさんから、実践と研究の緊張のようなお話がありました。

私自身は、
臨床系の専門ではなく
また、調査法にも暗いのです。

最近のEvidence-basedという傾向に対して、本家のアメリカの文献などすでに膨大なストックがありそうなので、カテゴリEBPを設けたのでした。

この分野では、
MSW Lab Blog さんから、首都大学東京の副田あけみ先生の書評ブログを教わりました。

Book+

というブログです。
2005年7月から毎月1冊ぐらいのペースで、実践と研究の関係のようなテーマの著作の紹介・批評をされています。

今朝みたところでは、すでに98冊目の紹介がありました。

ソーシャルワーカーの役割 7件

援助スキル 13件

援助方法 7件

などが、とくに参考になるのでは?

私自身、このブログで、「高齢者介護に関連する諸専門職」の「資格・養成・処遇」などの現状分析と改善のための政策
に集中するつもりでしたが、どうも私の役割の時代はほぼ終わりに近づいており、
これからは、

介護現場でのさまざまなサービスや援助の「標準化」「共通言語化」の時代に重点が移ってきていると痛感します。

*外国の情報は、参考にはなるが、結局は、日本での実践の言語化・理論的な集成が重要。
*私の頭の中では、
ソーシャルワーク 援助技術 social work
介護                care work
看護                nursing
ケアマネジメント         care management

は、渾然一体としています。

アメリカのソーシャルワークの教科書で、政策と援助技術は連続している・・と読んだ記憶がありますが
政策の分野では、日本では、介護保険法と社会福祉法によって本格的な議論は終わってしまいました。

・成年後見制度の充実
・介護保険法では救えない問題
・介護保険の財政問題

は、引き続き残っていきますが。

臨床系の課題としては、高齢者ケアの場合、やはり認知症の問題ですね。
→カテゴリ5.4.dementia

その対応として、非薬物医療、代替医療、補完医療などと総称される分野の比重が高まるのでは?
そのような予感から、
「坂之上の昼さがり」でも、この「坂之上の夜明け」でも、6.4.1 6.4.2
「音楽ケア」「園芸ケア」をアップしているわけです。

もともとこの分野は全くの素人ですが、指導した院生のテーマから影響を受けました。
by jpflege | 2009-06-17 08:59 | 033 EBP
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