ドイツ語のWikipediaの記述(7ページ)は、基礎的な情報を提供してくれます。
P 0087(カテゴリ pflege)で少し触れましたが、ドイツの看護師資格法は入り組んでいます。
しかし、日本の介護福祉士を研究するのは、ドイツの看護師資格法をおさえておく必要があります。
この短い記事をてがかりに、順次、現状を把握していきます。
Gesundheits- und Krankenpfleger
ドイツでは、2004年に看護師法の改正があった。
従来は、
看護師は、ドイツ語では、Krankenschwester あるいは一般にPfleger といわれていた。
*手元の小辞典(三修社、2001、シチンゲル、S.799)では、
Krankenschwester を「看護婦」(日本では、旧法で「看護婦」といっていた)
Pfleger を「看護人」
と訳しています。
2004年法は、
Krankenschwesterという名前をやめて、Krankenpflegerとすることとした。
その内容に大きく3つあって、
Krankenpflege (一般の看護師)
Kinderkrankenpflege (子ども専門)
Altenpflege (高齢者専門)
とする。
*邦文文献で補いながら、少しずつ進めます。日本語による専門的な解説は少ない。