人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< P7811 aratana P7809 長岡三古老人福祉会 >>

P7810 介護福祉士国家試験問題の研究(その1) 正解(問題文を再掲)

介護福祉士国家試験問題の研究(その1) 正解(問題文を再掲)

正解は、
問題31 ・・・・ 2
問題32 ・・・・ 2
問題33 ・・・・ 5
問題34 ・・・・ 5
問題35 ・・・・ 4


問題 31 社会福祉の基本的な概念に関する次の記述のうち,最も適切なものを一つ選びなさい。
1 ノーマライゼーションとは,障害者や高齢者などの支援を必要とする人々を訓練して,できるだけ援助なしに生活できるようにすることである。
→「正常な生活をおくる」の意味です。
2 ナショナル・ミニマムとは,国が社会保障その他の公共政策によって国民に保障する最低生活水準をいう。
→正解
3 リハビリテーションとは,障害者の生活や行動の妨げとなる物理的な障壁を取り除き,行動の自由を確保しようとすることである。
→心理的な障害もある。
4 ワーク・シェアリングとは,仕事と生活のバランスのとれた人生を実現することにより,男女共同参画の促進を図るものである。
→社会全体で仕事を分かち合い、失業率を低くする。男女共同参画とは直接関係しない。
5 ジェンダーとは,男女の生物学的な差異に着目し,性別による区分のあり方を考えるものである。
→社会的に男女差別にならないこと。

問題 32 日本の人口や社会保障に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 合計特殊出生率とは,婚姻している女性が一生の間に産む子どもの数である。
→「一生の間」が誤り。15歳から49歳。
2 生産年齢人口とは,15~64歳の人口である。
→正解。
3 「人口推計(平成21年10月1日現在)」(総務省)によると,平成21年において,老
年人口の割合が最も高い地域は沖縄県である。
→沖縄県は若い。16.1%で全国46位。(1位は、島根県で、26.7%)
4 団塊の世代とは,昭和25年から30年の間に生まれた世代である。
→昭和22年から24年までをいう。
5 租税と社会保障負過を合わせた国民負担率は,主要先進国の中で高い水準にある。
→中ほどである。

問題 33 介護保険制度に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 被保険者になるためには,年齢に関係なく医療保険に加入していることが必要である。
→「年齢に関係なく」が誤り。
2 被保険者であれば,要介護状態の原因にかかわらず,介護給付を受けることができる。
→「原因にかかわらず」が誤り。
3 同一の被保険者が,施設サービスと介護予防サービスを同時に受けることができる。
→誤り。
4 介護費用の利用者負担額は,利用者の所得に応じて決定される。
→介護度による。
5 介護保険施設の食費及び居住に要した費用については,所得の状況,その他の事情を
考慮して給付が行われる。
→正解。

問題 34 高齢者の生活に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 「高齢社会白書(平成21年版)」(内閣府)によれば,高齢者のグループ活動への参加状況は低下しつつある。
→高くなってきた。
2 「平成21年中における自殺の概要資料」(警察庁)によれば,60歳代の自殺の男女比では女性が多い。
→男性が高い。
3 「平成17年国勢調査」(総務省)によれば,高齢親族のいる一般世帯の割合は,首都圏や近畿圏で高くなっている。
→誤り。
4 「平成17年国勢調査」)総務省)によれば,一人暮らし高齢者の男女比では,男性の比率が高い。
→女性が多い。
5 「福祉行政報告例」によれば,世帯類型別の被保護世帯数は,高齢者世帯が最も多い。
(注) 「福祉行政報告例」とは,「平成20年度社会福祉行政業務報告(福祉行政報告例)」(厚生労働省)のことである。
→正解

問題35 認知症高齢者の心理と対応に関する次の記述のうち,最も適切なものを一つ選びなさい。
1 記憶力の低下は,行動や心理に影響を与えない。
→影響を与える。
2 人との交流ができなくなるので,社会的な役割を持つことは避ける。
→誤り。
3 それまでの暮らし方は心理に影響を与えない。
→誤り。
4 出来事全体の記憶力が低下しやすい。
→正解。
5 施設に入所する場合,それまで使用していたものは持ち込まない。
→誤り。


【出典】介護福祉士・第23回(2011年1月実施)
問題31 社会福祉概論 (問題1)
問題32 老人福祉論(問題9)
問題33 老人福祉論(問題12)
問題34 老人福祉論(問題17)
問題35 老人・障害者の心理(問題42)
by jpflege | 2011-10-13 20:42 | 982 2011秋
<< P7811 aratana P7809 長岡三古老人福祉会 >>