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P 7617 詩人が落ちる穴 関 富士子 

HP

ばかで

びじんの

ぶた

べそかいて

ぼんやり


谷川俊太郎「あいうえおっとせい」より


 ちょっと気分がなえて寂しい日、なぜかこの詩を思い出す。まるであたしのことみたい、と、少し元気を取り戻す。

 ところで、おなじ谷川俊太郎に、「朝のリレー」という詩がある。これを読むと、逆に朝元気に起きる意欲を失うのはなぜだろう。この詩で語られているテーマは目新しいものではなく、エッセイなどの文章でよく見かけるたぐいだが、そのときには決して感じない反発のようなものを、この詩を読むときにどうしても感じるのである。

*今日のTenDoku
テーブルCの5人が選んだ1冊の本でしたが・・・
世の中には、いろんな視点で考える人がいると思いました。
そういえば、この歌はテレビのCMに使われていたとか。
by jpflege | 2010-12-26 14:56 | 309 essay
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