このところ
民主党の代表選
政権交代後の首相を選ぶ選挙のことで
メディアもネットもにぎわっています。
「鹿児島散歩」2010.09.10から。
問題を単純化。
☆ 医療・介護・保育などに対する公的関与が少ない。
あるいは、公的関与はしているが、お金の流れが市場原理で動きすぎてほんとうに良心的なところへは流れない。
☆ すでに不要になった分野あるいは市町村などの基礎自治体に任せるべき事項を中央省庁その地方部局がやっているために、
・いたずらに煩瑣な手続き
・縦割りの弊害
・天下りの温床
などが既得権化している。
この構造は、
県庁や市町村でもおきている。
*社会福祉協議会の幹部には、県庁OBが軒並み天下るとか。
少子化・高齢化・経済構造の変化などの与件からいけば
ただ社会保障給付を増やしていけばよい、というものではない。
・不要となっている国や地方の行政を大幅に廃止する・・・既得権との戦いなのでただ口先で行ってる程度では無理だ
・必要な社会サービス部門へは、公的な資金を回す。
しかし、身分は、公務員とはしないで、中立的なもの、専門職的なものとする
といった改革が必要でしょう。
多くの人が
既成権力・既成組織に依存して生活してきたために
改革には抵抗を伴う。
まず、隗より始めよ
地方議員の報酬の仕組みの見直し
世襲議員の跋扈を抑制する方法
など、政治の世界の改革が必要ですね。
公務員の生活を維持するための法改正などが重なっている
これがどの分野においても進行して異常な事態になっていることを直視すべきだ。