2000ページ 42000円と
個人では入手しにくいが
詳細の目次がアップされている。
新・老年学 第3版
日本における「老年学」の英知を結集した定評ある大事典,待望の全面改訂第3版.医学的にみて多くの点で成人と異なる高齢者の診療や介護,支援を行うための基礎となる知識を網羅する.研究者,臨床の医師やコメディカル,民間事業者など多くの関係者にとっての必携の一冊となる.全人口の22%を65歳以上が占める超高齢化社会である現在の日本で最も必要とされる基本図書
*ソーシャルワーク、介護福祉、哲学といった視点から見ると寂しい内容だ。
当然のことで、わが国の社会福祉学部では、介護福祉コースが修士レベルまであるが、東大には、社会福祉学科はない。あくまでも隣接部門としての社会学などがあるにすぎない。
東大はじめ一流のスタッフで書かれているが、著しく医学に偏った編集内容です。
これは、日本の学問の弱さを示している。(京大以下、旧国立大学は皆同じ事情です。最近、一部の旧国立大学に社会福祉コースがでてきた)というのも、アメリカやスウェーデンの一流大学では、ソーシャルワークの学部が医学部などと並んで置かれているからです。