柏倉英克『中途障害者の心理と支援/視覚に障害のある人々を中心に』(kumi、2008)を読んでいますが、
まず、その結論部分を読みます。
pp.187-196
*本書の構成については、前回 P 0965 とりあげました。
終章
本書の成果と残された課題
【構成】
第1節 研究の成果
第2節 視覚障害者の地域生活支援
1 中途視覚障害者の心的困難
2 回復のプロセスに対応した支援
3 地域生活支援
4 相互支援
第3節 残された課題
【要点】
・障害者概念の国際的な見直しICFによって大きく支援の概念が変わった。
・しかし、リハビリの世界では、職業的自立を自立ととらえる伝統的なスタンスから脱却できていない
・ピア・サポート(同一の障害のある仲間による支援)の効果が大きい。